アーケイディア

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2014.02.19.
花々と青空に祝福された結婚式
~植物園ウェディングレポート~

2011年10月16日に服部緑地 都市緑化植物園にてプロデュースさせて頂いたウェディングのレポートです。
植物園 森の中の2人

大阪府公園協会さんとのタイアップ企画で、アーケイディアが服部緑地都市緑化植物園での初の結婚式を行うことが決まったのは2011年5月のこと。植物園の秋のイベントの中で、目玉の一つとして取り上げて頂けることになりました。

せっかくの第1号挙式なんだから、思い切ってプレゼントしてしまおう!そんなわけで、モニター募集をすることに。毎日新聞さんのご協力を得て、北摂版にとても大きくモニター募集の記事を取り扱って頂きました!!

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そしてありがたいことに、最終21組の応募を頂いたのでした。
さんざん迷って選考した結果、その中から選ばれたのは、新郎新婦ご本人ではなく、新婦のお母様からのご応募でした。

「結婚を控えているときに私がくも膜下出血で生死をさまよい、式が延期になりました。
3人兄弟の真ん中で上下がきちんと挙式をしているのでどうしても結婚式をと思いました。
本人たちも望んでいますがなかなか、生活が始まってしまうと難しいようです。(一部抜粋)」

娘さん夫婦を思うお母様の気持ちに打たれ、柏木・米倉ご両家様のプランニングを始めたのは7月半ばのことでした。

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3ヶ月の間に、洋装で予定していた挙式が和装になったり、挙式の中にお二人ならでは、植物園ならではの演出を盛り込むことになったりと、着々とプランニングは進んでいきます。

そして前日。大雨の中植物園に荷物を搬入したプロデューサー森川は、シードシャワーに使うタネを採るため、植物園から頂いたフウセンカズラの実をせっせとむしっていました(笑)
フウセンカズラは、この年の夏、緑のカーテンとして植物園の来場者に憩いの場を提供してきたもの。秋には可愛らしい実を付けるのですが、その種には白のハートの模様があるんです!!
花言葉は、「永遠にあなたとともに」。
お二人の結婚式にぴったり!!ということで、オリジナルのセレモニーとして提案させて頂きました。

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それにしても、降りしきる雨…。
会場セッティングをしながら、明日の本番は晴れますように、それだけを祈っていました。

いよいよ迎えた当日。
何より心配だったお天気も、前日の雨はどこへやら、抜けるような青空が広がっています。
お二人と、お二人の結婚式を望んでやまなかったお母様のお気持ちが通じたのでしょうね!

お支度は着々と進んでいきます。
植物園 支度風景1植物園 支度風景2

リハーサルを済ませ、いよいよ本番。

お二人の和装人前式は、温室の前のテラスで行われます。
テラスの入口には、新婦のお母様が手描きで作られたウェルカムボードが。
植物園 ウェルカムボード
新郎、入場。池の向こうには一般の見学の方が300人以上集まってくださいました。

植物園 新郎入場

 

新婦がお父様に手を取って頂き、入場。花壇の花々は鮮やかで、白無垢の純白が引き立ちます。

植物園 新婦入場
テラスにて、新婦のお母様から懐剣の授与を行って頂きました。

植物園 懐剣授与

懐剣とは、花嫁が身を守るために持つもの。両親の代わりに花嫁を守ってくれるように、願いを込めての授与でした。

新郎新婦がお揃いになり、ここから列席者に向けてお二人の誓いを立てて頂きます。誓いの言葉を述べたあと、指輪の交換。
その後、結婚誓約書に署名。誓約書は、滋賀県の和とじ作家さんにお願いし、金襴緞子のオリジナルのものを製作して頂きました。お二人の署名の後は、ご両家のお父様にも立会人代表の署名を頂きました。
水あわせの儀。

植物園 水合わせ
もともとは両家の実家から井戸の水を持ち寄り、その水を合わせてご飯を炊いて列席者に振舞ったのが由来だと言われています。両家の色調相整える、という意味のあるセレモニーです。
この日はお二人のオリジナルということで、現在お二人がお住まいの家の水と、植物園の水を合わせて頂きました。
そして、前途が清らかであるようにとの願いを込め、合わせた水で清めの水撒き。この結婚式のために考案した、オリジナルのセレモニーです
このあと、列席の皆様にお二人の結婚を承認して頂けるか伺い、列席者だけでなく一般の見学の方からも割れんばかりの大きな拍手を頂きました。これをもって、お二人の結婚が成立しました!
皆さんの祝福を受けながら、退場。

植物園 シードシャワー

 

この年穫れたばかりの新米に、五穀、そして植物園でとれたフウセンカズラのタネを混ぜたシードシャワーで祝って頂きます。種は大地に蒔かれ、芽を出し、やがて実をつける。新しい夫婦にぴったりの祝福です。たくさんの幸せを詰め込んで、お二人オリジナルの人前式は閉式しました。

その後、椿山に移動し、記念植樹を行いました。

植物園 植樹1
新郎が土を盛り、新婦が水を撒きます。

植物園 植樹2
この水はもちろん、先ほどの人前式の水合わせの儀で合わせた水です。
椿の花言葉は「理想の愛」「最高の愛らしさ」なのだそう。服部緑地都市緑化植物園では、椿の展示に力を入れておられ、園内に椿山があるほどです。お二人の椿も、その中に植えられました。
植樹の後は植物園の園長、竹田氏よりお二人にお祝いのお言葉を頂きました。
こうして、たくさんの人々と草花、木々、青空に見守られ、お二人の結婚式は世界にたった一つのものとなったのでした。

その後、披露パーティは場所を移動して、アジア料理のレストランで行われました。
ご親族ばかりのパーティで、ご年配の方が多かったので、植物園→レストランウェディングというあまり一般的でない結婚式をどう思われるか・・・ということをとても心配していたのですが、嬉しいことにゲストの反応は上々!
たまたまトイレでゲストのおばさまたちがお話しされているのを聞いたスタッフによると、
「ホテルとかでよくある結婚式よりずっと楽しくていいよね」
「お天気が何より良かったし、屋外の結婚式は開放感あってよかった」
とおっしゃっていたそうです!!

何より嬉しいお言葉でした。

また、お二人はゲストへの引出物に、アーケイディアオリジナルの引出物を選んで下さいました。
その引出物とは・・・・・・・
市松みかん」!!!
結婚式当日には、ゲストに目録のみを持ち帰って頂きます。その目録には、“お二人のご意向により、引出物は後日ご自宅に直接お届けします。楽しみにお待ちください”と書いてあります。
そして年が明けた2012年1月、少しお二人の結婚式の印象も薄れてきてきてしまったかな?という頃に、ゲストのご自宅にお二人からのメッセージカード入りの有田みかんが農家さんから直送される、という仕組みなのです!!
これがまた大変好評で、ゲストの中には来年も直接市松みかんさんに注文する、という方もいらっしゃったそうで、有田みかんという地域の産業に少しでも貢献できたかな、と嬉しく思っています
そして、実は、結婚式が決まってからご懐妊が判明しておられた新婦さま。予定日今年の3月初旬とのことでした。
2012年3月5日、植物園の竹田園長より、「お二人が植樹した椿が咲きました!」とのご連絡が!!

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早速新郎さまにメールを転送しました。

するとその翌日、なんと、無事女の子が誕生されたとのご連絡が、今度は新郎さまより!!
ステキな偶然でした。

赤ちゃんのお名前には、「咲」という字が使われているそうです。
いつまでもお幸せに・・・・・・

 



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